金乃竹 塔ノ澤 ひとり旅 夕食編

さて。ダイニングへ移動して夕食です。

背の高いソファ席は半個室風。

ソファが目隠しになってくれるので周囲が全く気になりません。

この半個室風な席は３つしかないのですが、私（だけ）がひとり客なのを気遣ってこのような席をアサインしてくれたのかと。嬉しいです。

夕食は「黒毛和牛懐石」です。一休で宿泊予約をした際にプランを選択しました。他に「京懐石スタンダード」、「新・特選和牛懐石」がありました。

下中玉ねぎすり流し汁

小田原の下中地区は玉ねぎの産地だそう。甘くておいしい。

地産地消に取り組まれているらしく、神奈川産の食材を多く使用されていました。新鮮な食材を味えるだけではなく、その地で生産されたものを知ることができるのもいいなあと思います。

黒毛和牛炙り寿司

炙り寿司とともに、キュウリの飛子和え、くるみとかぼちゃの砂糖煮、毛ガニ酒盗和えが前菜としてサーブされました。もう白いごはんが欲しい。

潮汁仕立

スジアラと、蓮根でつくった豆腐、十六ささげ。素材も出汁もおいしい。

椀の漆塗がキレイ。

冷製黒毛和牛

やわらかな、しゃぶしゃぶ。白いごはんが食べたい。

太刀魚煮物

湯葉、はくれい茸、ハスイモも入っています。

パンが主食の私にとって耳慣れない食材がたくさん…。

黒毛和牛もも肉のやわらか煮

こちらにも玉ねぎのソースが使われていました。このソースがおいしくて。一滴残さずぬぐって食べたいくらい。白いごはん…。

かながわ牛陶板焼き

先がつかないトング、便利ですね。

月並みな表現ですが、やわらかくて本当においしい！

このお肉でも十分においしいのに、「新・特選和牛懐石」コースでは、このサーロインがA5ランクのフィレにアップグレードするらしいです。上には上があるのね…。

じゅうじゅう焼いている時に、念願の白ごはんもサーブされました。画像にはありませんが、ごはんもツヤツヤふっくら、炊きたてホカホカでおいしかったです。おかわりは自制。

香の物、八丁味噌の赤だし

香の物すら美しいですー。お味噌汁には鱧が入っていました。

和三盆プリン、桃の蜜煮、スダチとライチの氷菓

和三盆プリンの黒蜜きなこソースも、桃の蜜煮にかかっているゼリー（キャビアライムという柑橘が使用されている）も、さっぱりとしているのに味わい深い。

こってり濃厚デザートが好きな私も満足です。

ちなみにデザートはラウンジに移動していただくこともできます。私はそのままダイニングでいただきました。

ダイニングを出たところがラウンジです。22時30分までフリーで数種のドリンクがいただけます。

何度も言いますが私はひとり。周りは全てカップルで居たたまれないのでお部屋に直帰しました。

お部屋でお風呂。

ごはんをモリモリ食べてお腹がぽっこりしても、ひとりなら何も恥ずかしくないぜ…と強がってみる。

夜は蚊が発生します。のんびりお風呂に入っている間に結構くわれました。私は常日頃ムヒを持ち歩いているのでそれで対処しましたが、フロントに言えば虫よけスプレーとかあったのかな。