麦フェス2020 涼太郎 その３

期待以上においしかったです！

涼太郎さんは普段通パンをされていないので、今回の麦フェスは貴重な機会でした。名古屋に行ったら何が何でも寄りたいパン屋さん！

押麦バゲット

ソフトなフランスパンといった見た目と食感ですが、味わいは新鮮な麦のそれで、驚きました。小麦の穂が揺れている光景が脳裏に浮かぶような…。大げさかしら。

「新麦ディンケルの酵素分解の強さを意識し、小麦の旨味を引き出せるよう配合しました。麦麹との相性も良く、更に旨味があがりました。レスペクチェスパニス製法で手ごねし、少量の酵母で時間をかけてあります」とのことです。ほほー。難しいわ。

レスペク～とは、ニーディング（こねる作業）を極力短くし、またイーストの量もごく少量としたうえで、比較的低温を維持した状態で長時間の発酵をとって作っていく製法だそうです。ほほー…。

とにかく、見た目以上に旨味があるパンでした！

コーンパン

しっとりとろけるような生地にコーンがモリモリ。吸水１００％の生地に、とうもろこしが対生地７０％入っているそう。

生地はほんのり甘く、とうもろこしはその甘味はもちろん、醤油？の香ばしさもあり。非常に好みです！

いちじくとクルミ

実際はもっとクルミがごろごろしています！クルミ入りのパンっておいしいなあとしみじみ思いますー。

生地はちょいねっちょりかな。ちょっとアッシュさんっぽい。すなわち、好みです。

パンオヴァン

赤ワイン生地に山ぶどうとクランベリーとクリチ。

なめらかでソフトな生地にモリモリベリーとクリチという組み合わせが今度は人舟さんを彷彿させますー。好きです！

食パン

こちらはオマケで入れてくれたっぽいです。食パン２切れとミミ部分。

クラムのもっちゅり加減、焼き菓子のようなミミの甘さが、ちょっと３ｆｔさんっぽいかも！（オリジナリティがないと言っているわけじゃないんです。好みのパンに似ていて嬉しいというお話）

私はいつも冷凍庫に人舟食パンを常備しているので、たいていの食パンに対して「普通においしいね」としか言わないのですが（エラそう）、こちらの食パンはもっと食べたいと思いました。

おいしいパン屋さんに出合えると嬉しいですね。いつか名古屋のお店に行くぞ！