人舟の紅茶酵母シュトレンと、夜明けのすべて

毎月の宅配パンに同梱してもらった、シュトレン。

クリスマスケーキはこれに決まり！と思いました。ケーキじゃないけど。クリスマスまでもたないけど。

私の撮った画像では、そのおいしさが伝わりにくいんですけど。

紅茶酵母シュトレン【1500円】

ホワイトチョコでコーティングされています～。新しい！

粉糖びっしりな一般的なシュトーレンとは違って日保ちはしませんが、おいしければいいのです。粉糖よりホワイトチョコの方が好きです。

ホワイトチョコとクランベリーの色が映えます。クリスマスが今年もやってくる～♪と歌いたくなります。あれれ。ケンタが食べたくなってきたぞ。

シュトレンとは思えないほど、ねっちりとなめらかな生地。ほんのりと紅茶の香り（言われてみれば…という感じ←私の場合）

シュトレンとは思えないほど、みずみずしいドライフルーツ。クランベリー、レーズン、いちじく、あんず、オレンジピールのそれぞれの甘酸っぱさと少しの苦味と食感にうっとりしますー。

そしてホワイトチョコのぱりっと食感、コクのある甘味で締めて余韻に浸る感じ。

いつも期待を上回る人舟さんのシュトレン。今年も素晴らしかったです！

…と言いながら、今年はあと２種類、人舟さんのシュトレンを食べる機会があるのですよ。あっはっは！

瀬尾まいこさん著「夜明けのすべて」を読みました。

瀬尾さんの、押しつけがましくない優しい世界観、大好きです。ひねくれている私は、これ見よがしな優しさとか苦手なのですが、瀬尾さんの小説は違うんですよね。

主人公は、PMSの女性とパニック障害の男性です。この小説の本題ではないのですが、外見からは分からない障害や疾患を抱えている方は周囲の配慮や支援を得にくいので大変です。助け合うというのも正直大変だけれど、知ることから始めると瀬尾さんの小説のような世界に近づくのではないでしょうか。

また、相手に対して「好きではないけれど、好きになることができる」と思うことっていいなと思いました。あの人もこの人も嫌いと思いながら生きるのってしんどいですし。