コーネルベーカリーと嵜本と365日の考えるパン

友人より「コーネルさんに見慣れないパンがあったよ！」とのこと。新商品かしら。買ってきてもらっちゃいました。やったね。

ミルクパン

「本当にミルクパンって名前だったの？」「うん。そうだよ。」こんなに具だくさんなのに？？

ブルーベリー、レーズン、金柑に、ホワイトチョコとマカダミアナッツ。

しっとり甘いブリオッシュ生地がそれらを繋いでいて、とっても贅沢な味わいなのです。

ミルクパンなのかもしれないけれど、もっと違うネーミングがあるのでは…。相変わらずちょっと不思議なお店です。でも相変わらずおいしいです。

続いて。

お裾分けしてもらった食パン。

極生ミルクバター食パン

分厚くカットしてくれたものをいただきました。やったね。

すんごくフワフワ！最近はミミまでやわらかい食パンが流行っているそうですが、とにかくフワンフワンでびっくりぽんです。

そして、甘い！こちらのミルクバター食パンはとにかくミルクの甘さが際立ちます。

ちなみに平日だったせいか並ばずに買えたとのこと。

ところで。

私、どんなパンも好き！というわけではなくて、「おいしいけれど、好みではない。自分じゃ買わないな。」というパンがたくさんあります。

365日もそうなんですが。この本を読んで自分の好みではない理由が分かったというか。

不快に思う方がいたらごめんなさい。

ヒキは邪魔な食感だとか、モテるパン屋を目指してるとか、ラスクやクリームパンなどの手間（人件費）のかかるパンは作らないとか。シェフでもあり、パン屋さんのプロデューサーでもある杉窪さんの考え方が書かれていました。

その考えを否定するわけでは決してなくて（現に杉窪さんは成功しているし）、ただ自分とは合わないな、と。読んでいて文章に魅力を感じないな、と…（ごめんなさい）。

シュクレの岩永さんの本の方が読んでいて単純に面白かったな、と。文章に人間味が溢れていました。

私の好みなんてどうでもいい話ですけれど、シェフがどういう方なのか、目指すパンがどういうものなのか知ることも、パン屋さんを選ぶ上で大事だなと思ったのでした。

「僕がおいしいと思うパン、作りたいと思うパンを作る」という、フィロゾフの榎本シェフなんてカッコいいと思ってしまうんですよね。

素人のお前に何が分かるんだよって言われそうですが。私はこのブログで率直に感想を書いているけれど、好みは人それぞれだよって話でした。